玉山拓郎:FLOOR

  • 1,296円(税込)
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豊田市美術館で開催された【 玉山拓郎:FLOOR 】の、グッズを担当しました。
現代アートの作家である玉山さんとの対話から生まれたコーヒーを、手軽に楽しめるコーヒーバッグに仕上げました。
ダークな様子の全体像から、構造的な酸味やベリー系のフレーバーが温度帯によって変化し、時間軸で楽しむ味わいも魅力です。パッケージは今展示のデザインを担当したRONDADE(佐久間磨)による仕様。

プラスチックボックス&ペーパースリーブ仕様
コーヒー|FLOOR
生産国|グアテマラ、エチオピア
内容量|11g x 4袋
賞味期限|2026年1月26日


【美味しい作り方】

お湯:200cc 時間:3分30秒

1.少量のお湯で30秒蒸らす。
2.全量のお湯を注いで3分待つ。
3.上下に3回揺らして味を出す。

お好みで、分量や時間調節してください。



豊田市美術館
玉山拓郎:FLOOR

玉山拓郎は絵画制作を出発点としながら、早くから立体的な造形や光、映像、音を組み合わせたインスタレーションを展開してきた、現在最も注目を集める作家の一人です。日常的に用いられる机や電球が大地や星々のようにも見えるなど、玉山の作品は内なる場(In-terior)と外界(ex-terior)の関係へと想像をひろげつつ、大小のスケールの振れ幅に両者の境界を問うてきました。とはいえ同時に、玉山の作品は明確な境界線を引くのではなく、異なるものが流通し、また衝突する不可分で動的な領域=界面として現れます。

今回の展覧会で展示されるのは基本的にはただ一つのインスタレーションのみ。豊田市美術館の特徴的な展示空間に、建築とも、構造物とも、あるいは立体作品や彫刻ともつかない巨大な物体を貫入させます。日の光の移ろいによって刻々と変化する展示室に、ひとつのインスタレーションがさまざまなかたちであらわれる。日常的なさまざまなスケール=基準がいったん保留され、ずらされる、この未知なる領域(territory)において、わたしたちは空間と時間のなかでなにかを体験することそのものをあらためて見つめ直すことになるでしょう。



玉山拓郎|1990年、岐阜県多治見市生まれ|愛知県立芸術大学、東京藝術大学大学院に学び、東京を拠点に活動する。